【y】の 多彩な顔
2015/10/16
y には「母音」「子音」「サイレント」と多彩な顔がある
y にはたくさんの仕事があり、単語のどの位置に現れるかなどで、母音になるか、子音になるか、その発音の方法が変わります。
- y が単語の一番最初や、音節の一番最初に来るときは子音になる。
- y が 1 以外の場所に現れる時は母音になる。
- y が他の母音の真後ろにきたら、その y は発音しないで前の母音を長く発音する
- y が単語内で唯一の音を出す母音で、その後ろに1つまたは2つの子音がきたら短母音の i と同じ発音になる
- y が単語内で唯一の音を出す母音で、後ろに子音がない時や、サイレント E で終わる時は長母音の i と同じ発音になる
それぞれの例を見てみましょう。
1. 音節の一番最初に来るときは「子音」になる。
y で始まる単語や、y が音節の一番最初にくるときは y は 子音 になります。
以下の単語もこのフォニックスルールが当てはまります!
それぞれ発音して確認してみよう!
例: yes, yet, yeast, yell
2. 音節の一番最初以外の場所に現れる時は「母音の i と同じような働き」をする。
単語や音節の一番最初の以外の場所に y があらわれたら、その y は 母音 です。
◆y が単語内で唯一の音を出す母音で、後ろに子音がない時や、サイレント【e】で終わる時は
「長母音の i 」と同じ発音になる
y が母音になり、 長母音か?短母音か?◆その参◆、 サイレント【e】がある場合は最初の母音を長く発音する が適用され、長い i と同じ発音になります。
以下の単語もこのフォニックスルールが当てはまります!
それぞれ発音して確認してみよう!
例: dry, fly, fry, my, style, type
◆y が単語内で唯一の音を出す母音で、後ろに1つまたは2つの子音が続いたら
「短母音の i」 と同じ発音になる
y が母音になり、 長母音か?短母音か?◆その壱◆、 長母音か?短母音か?◆その弐◆ が適用され、短い i と同じ発音になります。
以下の単語もこのフォニックスルールが当てはまりますね!
それぞれ発音して確認してみよう!
例: crypt, hymn, Lynn, Syd
◆y が他の母音の真後ろにきたら、
その y は発音しないで前の母音を長く発音する
y が母音になるので 「おしゃべり母さん、だんまり母さんの法則」が適用されます。
以下の単語もこのフォニックスルールが当てはまります!
それぞれ発音して確認してみよう!
例: clay, day, key, play, stay, tray
※yは発音してないですよ!